Case: オーバースペックの見極め
ある中堅商社様。長年付き合いのある大手ベンダーから「サーバーの老朽化と保守期限切れ」を理由に、クラウド移行を含む総額350万円の見積書を提示されました。ベンダー担当者は「将来の拡張性と安心のためにはこの構成が必須です」と力説し、ITに詳しくない経営陣は、必要だと思い込みつつも多額の支出に頭を抱えていました。
私たちが第3者のプロとして見積を精査した結果、クラウドサービス(AWS)の「リザーブドインスタンス」というコスト削減オプションが全く考慮されておらず、さらに実務要件を遥かに超える「最高級の24時間365日有人監視オプション」が含まれていることが判明しました。私たちはベンダーに対し、実際の業務稼働時間に合わせた適切な構成への再提案をロジカルに要求しました。
初期移行コストは210万円まで圧縮され、月々のランニングコストも当初案より35%削減に成功しました。
浮いた140万円の予算は、長年後回しにされていた営業部のモバイルPC刷新とサブディスプレイ導入に回され、現場の生産性が劇的に向上しました。